広島東洋カープはペナントレース3位で、オールスター休みに入って一区切りついたところではありますが、その前半戦に3試合ほど、マツダスタジアムに足を運びました。
大瀬良のプロ初勝利の試合をこの目で見て、交流戦のマエケン VS 松井祐樹の投げ合いをこの目で見ました。
そして、先週の7月14日にはすさまじい試合を観戦しました。相手は4連勝中で広島に乗り込んできたベイスターズ。
先発は最近調子の良くない広島 大瀬良投手と先発転向により調子が良くなった横浜 山口投手。
好調のチームの調子そのままに、筒香のホームランなどで、中盤まではベイスターズペースでした。
しかし、7回裏。カープは、ルーキー田中のフォアボールと代打岩本のヒットなどでチャンスを広げます。
ここで、天谷が左中間を綺麗に抜くタイムリー3ベースヒット!!同点です!!
何故かその日は、カープが点を入れる際に、決まって小川直哉の腰あたりで拳を握るハッスルポーズで大絶叫!!
後ろの見ず知らずのファンの方ともハイタッチで、大興奮です。
しかし、9回表。回跨ぎの中田廉投手が簡単に2アウトを取るものの、ベイスターズ打線の中では打ち取りやすい黒羽根捕手にフォアボー
ルを出してしまいます。実は、このフォアボールが痛かった。バルディリスにヒットで繋がれ、好調の梶谷に勝ち越しのタイムリー・・・。
バルディリスは何とかホームでアウトにし、1点差で9回裏に・・・。
9回表の攻撃が終わった後、共に観戦したいた安佐南店のY本君に念仏のように「黒羽根のフォアボールがいけん!」っと、ぶつぶつ文句を言っていると、会澤翼捕手の2塁打と堂林のフォアボールでチャンスをカープが作りました。
グランドを心静かに眺めて、試合の動向を見ていました。しかし、次の天谷はあえなく三振・・・。
2アウトで万事休すかっと、思われましたが・・・、なんとっ!菊池がセンター前にポトリと落ちるタイムリー!!
心静かだったのも束の間、またもや何故かその日に限ってしてしまうハッスルポーズでハッスル!ハッスル!
チャンスは続きましたが、丸が敬遠の後、エルドレッドがこの日5個目の三振で延長戦に・・・。
そして、延長12回表に、カープファンはどん底に落とされます。
1アウト後、梶谷が内野安打で出塁し、盗塁。次のグリエルは敬遠気味のフォアボール。
カープにとってあまり良い記憶がない金城が打席に立ちます。そして、悪い記憶通りの事が現実に・・・。
金城はライトへのタイムリーヒット。おまけに堂林のトンネル付きで、2者生還で2点差となってしまいました。
この時点で時刻は11時。続々と席を立つファンの中、私たちは最後まで見守ろうと席を立ちませんでした。
そして、12回裏。カープは究極の粘りを見せます。広瀬の粘りのフォアボールの後、その前にタイムリーエラーを犯した堂林が3塁線を抜く2ベースでチャンスを広げます。しかし、次の梵が三振で、カープは追い込まれました。
しかし、しかし、また菊池がライト前ポトリと落ちる同点タイムリー!!
広瀬に続き、堂林も同点のホームを踏み、その瞬間、その前の自分のプレーのふがいなさなのか、先輩選手のミスを消してくれたヒットのうれしさなのかは分かりませんが、堂林の目からポトリと涙が落ちました。
しかし、自分はこの試合3度目の同点で、3度目の、ハッスル!ハッスル!!大興奮です。
その後、丸がフォアボールで出て、またまたチャンスでエルドレッド。
しかし、この日6個目の三振でゲームセット!
勝てはしませんでしたが、勝ちに等しい引き分けをカープはもぎ取りました。
さて、今日(平成26年7月21日)からの後半戦。カープはどんな熱い試合を見せてくれるのか!? 楽しみです!
追伸
1塁ベンチ後方で観戦していたのですが、ネクストバッターボックスで待っているときの、倉と堂林に向けられるファンのカメラの数が極端に
違うと感じたのは私だけでしょうか!?