開幕カードのヤクルト戦こそ、接戦をものにし、開幕カードを勝ち越したカープではありましたが、昨日(平成27年4月2日)までのベイスターズ3連戦では、なんと3連敗を喫してしまいました。
ベイスターズ戦初戦の先発投手は、 大瀬良投手でした。・・・が、野手に足を引っ張られてしまいます。
1アウト1塁から、おあつらえむきのダブルプレーかと思われましたが、セカンドベースに入ったショートの木村昇吾が落球。
そこから、4番筒香にヒットを打たれ、ロペスは抑えましたが、次のバルディリスに風の影響もあり、満塁ホームランで早々と4点を先制されました。
それまで、1試合最高で2点しか取れていないカープにとって、重い4点かと思われました。
しかし3回表に、梵の四球と会澤の2ベースヒットでチャンスを作ると、その前にエラーを した木村が犠牲フライを打ち、1点を返します。
しかし、 またその裏に野手が大瀬良の足を引っ張ります。ベイスターズがヒットで出た選手を2塁まで進塁させた後、なんでもないサードゴロを梵が後逸・・・。さらに1点を失いました。
大瀬良は自責点なしの5失点と、あまりにもかわいそうな今季の初先発となってしまいました。
得点は取れないのに、相手にはエラー等をからめてポンポン得点を献上する始末・・・。
いい加減腹が立って、ラジオを消しました。しかし、気になり、インターネットで確認すると、徐々にカープはベイスターズに追いつきつつあるではないですか。
また、6回からラジオをつけると、カープは1点差まで追いつきます。しかし、それ以降があと1本出ません。
6回、7回、8回と同点、逆転のチャンスがありながら、得点できませんでした。
結局、そのまま C 6-7 B で競り負けてしまいました。エラーがなければ C 6-2 B で、勝っていた試合です。
そして、翌日の試合。早々と先発の野村が打たれ、5回までに5点を失います。
得点の取れないカープは、この日もベイスターズ先発のモスコーソを打てず、なかなか得点できません。
先頭バッターを出しても、つなげることが出来ず、打線が線になりません。
7回に田中のファーストゴロの間に1点を返すのがやっとの状態でした。
しかし、その裏にまた野手がやらかしてしまいました。昨日、ダブルプレーの捕球エラーをしてしまった木村昇吾が今度は、ノーアウトランナー1塁から、サードゴロからセカンドへ送球したボールがあらぬ方向へ・・・。ピンチを広げてしまいます。
1アウト後、中継ぎの九里が、連続タイムリーを打たれ、点差を広げられてしまいます。
ほぼ、ここで勝負あり。9回に3点は返すものの、 遅すぎた反撃でした。 C 4-7 Bでまたもや敗戦。
そして、昨日。マエケンを中5日で先発させるも、粘りきれず、延長12回裏にあっさりとヒースが得点され、3連敗です。
それまでに、カープもチャンスが無かったわけではありません。しかし、ここぞというところで後1本が出ません。
あと1本、あと1点が取れず、悔しい3連敗となってしましました。
緒方監督も新人監督なので、采配も不慣れなのかもしれません。エンドランや送りバントなどいろいろと策を講じていますが、ことごとく裏目に出ております。
また、若い選手もボール球に手を出すことが多く見られました。特に、昨日の延長11回表の野間の打席などは、見送れば四球でチャンスが広がるところを、低めのボール球に手をだし、チャンスを広げることができませんでした。
ここで見ておれば、ノーアウト1,2塁で、勝ち越しの確率も上がったはずです。
今日からは、巨人を3タテした中日です。3タテされたカープは、このままズルズルと落ちていくのでしょうか!?
何よりもまず、得点しなければ勝機は見出せません。そして、つまらないエラーなどで、失点しないように、気合を引き締め直して、がんばってほしいものです。
そして、今日(平成27年4月3日)。カープもこの低調の打撃陣を補うべく、新外国人の獲得を発表しました。
ネイト・シャーホルツ外野手。1年目助っ人では、カープ史上最高年俸の1億3,900万円での合意とのこと。
第4の外野手として4球団を渡り歩き、イチローともマーリンズで第4の外野手の座を争っていたようです。
早くチームに合流し、チームの力になってほしいものです。
そして、シャーホルツが、今の打線を点ではなく線にし、列車のごとくつなげてほしいものです。
そう、正にこのカープラッピング列車の様に!!