去る、平成27年3月6日。我が、島根不動産にとって、ショッキングなことが起こりました。
永年、島根不動産に勤め、弊社の精神的支柱であり、屋台骨を担っていたT原さんが、本日(平成27年4月5日)をもって退職し、地元の北海道に帰るという旨を発表されました。
自分にとっても、島根不動産に15年前に入社し、良き先輩、良き飲み仲間、良き相談相手として、弊社で一番慕っていた先輩の突然の退職という事実を受け止めるのに、、少々時間がかかりました。
その1年前に、北海道の家庭の事情で、もしかしたら帰らないといけないかもしれないということは聞いていたのですが、現実となると、やはりショックは計り知れないものでした。
しかし、弊社社員皆が、この事実を受け止め、T原さんのために気持ちよく北海道に送ってあげようとする気持ちが芽生え、今日までに、退職した社員を含め、皆が送別会という名の飲み会を、何回も今日まで開きました。
思えば、北海道の風土がT原さんをそう育てたのかは分かりませんが、入社当時から、どちらかと言えばおとなしく 、あまり自分から前に出るような人ではないなっというのが第一印象でした。
しかし、付き合ってみると、T原さんの良さが分かり、社員にとって、そして、会社にとって替えのきかない存在だと思わされました。
正直、皆が及び腰になるような仕事でも、自分から率先し受け止め、解決へ向けての努力をする姿は見習うべきものが多数ありました。
ある先輩上司からは、それをT原さんしかできない、特殊能力とまで言わしめさせました。
仕事以外では、よく飲みに行き、若い20代のころは週に半分くらいは飲みにいったものです。
その飲みでも、近所の英会話教室の2人の女性外国人の先生に、英語も話せないのに声をかけ、いっしょに飲んだことや、飲みに行って、いざ会計という時に、どちらの財布にもお金がなく、酒代をつけて帰ったことなど、思い起こせばいろいろと思い出がよみがえってきます。
また、いっしょにいったスノボーや海水浴では、よく物を落としていましたね。
スノボーでは、ゲレンデに財布を落とし、絶対に戻って来ないと思っていましたが、外国人の方に拾われて戻ってきたり、海水浴では、日本海の波にメガネをさらわれて、それももう戻って来ないと思いましたが、自分の奥さん(その当時はまだ彼女でした)が、海底で見つけ、足を延ばして拾ったことなど・・・。
また、会社でい行った妹背の滝でのバーベキューでは、服のまま妹背の滝に打たれ、携帯電話を自ら使えなくしていましたね。
自分の結婚式の時でも、仲介人をしていただいて、感謝しております。
色々な思い出が、つい先日のことの様に思い出されます。
T原さんも紆余曲折があり、今回の決断となりましたが、カープに帰ってきた黒田投手同様、いろいろなことを考えて、決めて断ったのだと思いますので、その決断を尊重し、応援したいと思います。
そして、随分前に退職した社員や、オーナー様、そして、今いる社員から惜しまれつつ、今日、T原さんは退職します。
自分にとっては15年間、島根不動産にとっては16年間、本当にありがとうございました。
そして、16年間の不動産業、お疲れ様でした。
追伸、火曜日の本当に最後の送別会、最後は笑顔で楽しく盛り上がりましょう!!