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めっきり肌寒くなった今日この頃ではありますが、広島東洋カープの試合も秋風がピューピューと吹いている試合が続いております。

２３年ぶりの優勝が懸かった９月戦線ではありましたが、巨人や阪神に大きく負け越し。

そして、緊張の糸が切れたのか 、昨日（平成２６年９月１９日）のベイスターズ戦もエラーがらみの失点で大敗・・・。

クライマックスには出場できそうな位置ではありますが、試合内容はＢクラスに匹敵するほどの内容のない試合です。

昨年は、Ａクラスに入るために必死になって試合を続けておりましたが、昨日の試合だけを見れば、クライマックスに出ても、ファーストステージで敗退してしまうでしょう。

おまけに、昨日の練習中に、ルーキーの田中がノック中にフリーバッティングの打球が頭に直撃し、出場選手登録を抹消されました。

ノックとフリーバッティングを、同時にしなければならなかったのでしょうか！？ 

何か、管理体制に疑問が生じ得てなりません。

８月末まで首位と１ゲーム差であったのが、夢のようです。今日含めて、ペナントレースも１０試合と少しです。

もう一度、気合を入れ直して頑張ってほしいものです。 

しかし、やはり巨人は強かった。一つのちょっとしたチャンスをこじ開け、得点をものにする。逆にカープは、多くのチャンスを作れど、得点をものにできない。この差が、大きいのだと思わされた９月戦線でありました。

あと、監督の采配にも差があったようにも思えます。ここで、勝負と思うところでは、原監督はズバズバとカード（選手）を切ってきます。
それも、そのカード （選手）の使い方が非常にうまい。井端選手を出してつなげて逆転のきっかけを作ったり、ここで大田を使うかっと思ったら、逆転に持ち込むホームランを打つなど、もうここ数試合の采配にはカープファンの私もあっけに取られました。

逆に、野村監督は、先日の巨人戦でもあったように、１点勝ち越し、まだノーアウト１，２塁で、チームで最も打率の高い菊池にバントを命じ、追加点に持ち込めなかったり、疲れて調子のよくない中田廉投手に交代させ逆転されたりと、すべて裏目にでる采配でした。

戸田投手などもいたにもかかわらず、中田廉投手ばかりで選手の調子の良し悪しが分かっていないのかと、シロウト目には見えました。 

 強気で出るところは強気で、着実にすべきところは着実に。いつも思うのですが、野球は流れが大切です。

その流れを、この９月は自らが切っていったカープの試合でした。

今年の優勝のチャンスを逃すと、あと何年優勝できないのでしょうか。マエケンも来年はいないかもしれませんから・・・。